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また鼻出血 ウオッカ電撃引退

Filed under: 国内 — admin @ 14:26:18

最後の活躍となる「ドバイWC」への出場を前に電撃引退となりました。

4日、UAEのメイダン競馬場で行われた「マクトゥームチャレンジ・ラウンド3」(G2)で8着に終わったウオッカ(牝6歳、栗東・角居)が6日、正式に現役引退を決めた。レースの30分後に鼻の穴から出血があり、関係者が協議を続けていた模様。

 ジャパンカップを制した直後と同じ程度の少量で、出走制限を受けるほどの症状ではない。使う気なら、予定通りに本番の「ドバイWC」をラストランにすることも可能だったが、馬の功績と名誉を優先して“勇退”の道を選択した。

 角居調教師は「深刻な鼻出血ではないとはいえ、再発はショックです。これほどの馬ですから、万全な状態は望めない以上、走らせるのはかわいそう。ファンには申し訳ありませんが、目標のWCを断念して引退させます」と語った。さらに「彼女のすべてのレースと、過ごした日々がいい思い出です。素晴らしい母になって、きっと立派な子を産んでくれるでしょう」と希代の名牝に感謝の言葉を贈った。

数多くの活躍から多くのファンを魅了し続けてきた名馬が引退となり、残念でなりませんが、今後生れるであろう子供に期待がかかるしだいですね。

女傑ウオッカ(牝6、栗東・角居)の電撃引退が6日、決まった。4日のマクトゥーム・チャレンジ・ラウンド3(G2、ドバイ・メイダン競馬場)で8着に敗れた際、レース中に鼻出血を発症していたことが判明。2度目の発症に谷水雄三オーナー(70)と角居勝彦師(45)が話し合い、ラストランの予定だった27日のドバイワールドCを待たずにターフを去ることとなった。今後は予定通り、昨年の凱旋門賞馬シーザスターズとの種付けのためアイルランドへ向かう。

 不屈の闘志で牡馬をなぎ倒してきた女傑に、突然の引退が訪れた。

 ドバイWCの前哨戦として行われた4日のマクトゥーム・チャレンジ・ラウンド3で8着後、厩舎周りで上がり運動をしているウオッカの右の鼻に少量の鼻出血が見られた。わずか2センチ差で制した、昨年のジャパンCのレース中にも発症したアクシデント。前回はJRAの規定により、レース翌日から1カ月の出走停止となって有馬記念を回避したが、2度目の今回はターフから別れを告げることになった。

 軽症とはいえ、口で息ができないサラブレッドにとって、レース中の鼻出血が慢性化すれば致命傷となる。27日の世界最高峰レース・ドバイWCをラストランに予定していたが、この日阪神競馬場で谷水オーナーに報告して話し合いを持った角居師は、努めて明るく前を向いた。

 「かわいそうだし、名誉のある馬。これ以上、成績も体も傷つけなくていいと、オーナーも同じ考えでした。残念だけど、ここまでよく頑張ってくれた。挑戦ばかりしてきたけど、G1を7つも勝ってくれて、すべてをかなえてくれた馬でした」。

 ちょうど3年前。この日行われたチューリップ賞を制した。当時3歳の天才少女は“挑戦”の扉を開け続けた。64年ぶりの牝馬によるダービー制覇、ダイワスカーレットとの死闘を制した08年天皇賞(秋)、復活Vを果たした昨年のジャパンC、そして3度にわたる海外遠征。出走すれば楽に勝てたはずの牝馬G1戦や国内路線にとどまらず、男馬や世界に挑み続けた。負けては立ち上がるチャレンジの連続だった。

 「最後は次の扉もあけてくれたのでしょうか。もっと頑張れとか、次は私を超えるような馬を作ってよとか…。心憎い馬でした」。角居師は消え入りそうな声になりながらも、しっかりと言葉をつないだ。

 今後は昨年の凱旋門賞馬シーザスターズとの種付けがアイルランドで待っている。予定より早い引退となったため、すでに英国経由での渡航便も探し始めた。「シーザスターズはいい種牡馬ですし、世界中から注目されています。どんな子を産んでくれるのか」。女傑ウオッカの走りは、次世代に受け継がれる。

 歴史的名牝の走りはもう見られない。ウオッカ(牝6歳、栗東・角居)がラストランに予定していた27日のドバイワールドC(UAEメイダン)を回避、そのまま引退することが6日、分かった。4日のマクトゥームチャレンジ・ラウンド3(メイダン)で8着に敗退後、運動性肺出血鼻出血を発症。谷水雄三オーナーと角居勝彦調教師が協議の結果、引退が決定した。7日、角居師が正式に発表する。

  ◇  ◇

 希代のスーパーヒロインを襲った、2度目の悲劇。常識を超えた牝馬・ウオッカの引退の日は、突如としてやってきた。

 8着に敗れた前哨戦のマクトゥームチャレンジ・ラウンド3。本番のドバイワールドCに向けて、雪辱を誓った直後のこと。レース後の上がり運動の途中で、右の鼻穴から出血が見られた。ごく微量とはいえ、2センチ差の激闘を制したジャパンCと同じ症状。運動性肺出血鼻出血を発症していることが判明した。

 右後肢蹄球炎のため、3歳時には凱旋門賞挑戦を断念。同年の秋には右関節ハ行により、エリザベス女王杯の当日に出走を取り消した。何度も挫折を乗り越えながら、7つものG1をコレクト。07年にはクリフジ以来64年ぶりに牝馬としてダービー馬の称号を得た驚異的なパワーは、比類のない精神力の強さに支えられていた。

 だが今回は違った。帰国した角居師は、6日の午後に谷水雄三オーナーと相談。熱のこもったトップ会談は、“引退”という二文字で両者の気持ちが一致した。

 2歳から毎年G1を勝ち続け、ファンに夢を与えてきた歴史的名牝。3年連続で有馬記念ファン投票第1位に選出されるなど、これほどまでに愛された馬はいない。常に全力でターフを躍動する姿に、どれだけの人々が救われてきたことか。もう十分だろう。我々はウオッカに、数え切れないほどの感動をもらったのだから‐。復活してほしいという願いは、胸の奥に閉まっておこう。

 ウオッカは数日後に、遠征先のドバイからアイルランドへ渡欧。当初の予定を繰り上げ、シーザスターズの花嫁として繁殖生活に入る。バブルの時代と一緒に華やかに舞ったのがオグリキャップなら、ディープインパクトは低迷する景気を吹き飛ばすようなスターだった。ウオッカは、どちらでもない。期待を何度も裏切りながら大舞台では劇的な演技を見せる、最高の女優だった。ありがとう、ウオッカ。そして素晴らしい産駒を産んでくれる日を、日本中が待っている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100307-00000010-dal-horse

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