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女児遺棄「当日初めて会った」 あいまいな供述続く
今年9月に千葉県東金市の保育園児・成田幸満(ゆきまろ)ちゃん(5)が遺体で見つかった事件で、死体遺棄容疑で6日に逮捕された同市の無職・勝木諒容疑者(21)が7日朝、県警東金署から千葉地検に送検された。捜査本部は、勝木容疑者と同居する母親からも事情を聞き、供述の裏付けを進める方針。母親は事件当時、仕事のため留守にしていたと話し、ショックを受けているという。
午前8時過ぎ。捜査車両の後部座席中央に座った勝木容疑者は、青いウインドブレーカーのフードを頭からすっぽりとかぶり、報道陣が浴びせるフラッシュに顔を向けた。逮捕から一夜明け、県警は容疑者の身柄を送検。地検は死体遺棄容疑に加え、幸満ちゃんが死亡した経緯についても追及する方針だ。
東金署捜査本部は、勝木容疑者が「女の子と家の中にいたら、ぐったりした。抱きかかえて外に出た」などと供述したことを受け、6日に行っていた自宅マンションの家宅捜索を再開。毛髪など幸満ちゃんの遺留品が残っていないか調べを進めるとともに、同居する母親から事情を聞いて供述の裏付けを進める。
供述にあいまいな部分が多くみられているこの事件ですが、被害者家族や関係者は早期の真相解明を求めていることでしょう。
勝木容疑者の母親は、幸満ちゃんが衣服を着ていない状態で遺体で発見された現場から、わずか約100メートルの5階建てマンションの3階の2LDKの部屋で、同容疑者と2人で暮らしていた。母親は捜査本部に対して「事件当時は仕事のために自宅を留守にしていた」と話しており、息子である容疑者の逮捕に強いショックを受けているという。
捜査本部によると、勝木容疑者は幸満ちゃんをほぼ一貫して「女の子」と呼んでいるという。事件が起きた9月21日については「女の子と外で何回か会って『帰りなさい』と言ったのに付いてきたが、いったん帰った」と説明。さらに、自宅に戻った後の状況として「女の子が玄関に来て、部屋に入ってきた」などと話しているという。
また、勝木容疑者が犯行時間帯を挟む形で、着替えをしていた可能性の高いことが東金署捜査本部の調べで判明。当時、現場一帯は雨が降っており、捜査本部は遺体を運んだ後、着替える必要があったとみて調べている。
千葉県東金市の保育園児、成田幸満(ゆきまろ)ちゃん=当時(5)=が遺体で見つかった事件で、無職、勝木諒(りょう)容疑者(21)=死体遺棄容疑で逮捕=が、東金署捜査本部の調べに「幸満ちゃんとは事件当日初めて会った。マンション付近を歩いていて会った」と供述していることが7日、分かった。
勝木容疑者は捜査線上に少なくとも1カ月以上前に浮上し、捜査員が同容疑者の行動を確認している際にも複数の若い女性につきまとったり、声をかけていたことも判明した。
捜査本部によると、勝木容疑者は、「女の子と家の中で一緒にいたら、ぐったりした。怖かったから抱きかかえ、あそこ(現場)に置いた」などと、死体遺棄容疑を認めていたが、新たに「(幸満ちゃんとは)当日初めて会った」と、事件前までの面識を否定する供述を始めた。その上で「マンション付近を歩いていたら、ばったりと会った」と話しているという。
容疑者宅の捜索では、毛髪などが押収された。毛髪は容疑者のものとは異なるとみられ、捜査本部が鑑定を急いでいる。
勝木容疑者は母親と2人暮らし。母親は事件当時、仕事のため自宅を留守にしていた。これまで息子の犯行と疑っていなかったといい、捜査本部に「知らなかった」と説明。「母親は大変驚いている」(捜査幹部)という。