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岩手観光地悲鳴 地震風評続く

Filed under: 未分類 — admin @ 13:59:10

自身の影響が、このように観光などの風評被害にも及んでくるのは他の地域でもあることですが、岩手では特に深刻な状況のようです。

実際に観光協会でもこの状況の打開策として、花巻市の花巻観光協会は市内の温泉や観光施設で利用できる共通入浴・入館券「花巻手形 花巻三昧(ざんまい)」を発売した。

 12温泉を抱える花巻温泉郷では、地震の影響で7月末までに約1万4100人のキャンセルがあった。そこで同協会が「元気な花巻をアピールする打開策の一つになれば」(平藤高雄事務局長)と各温泉に呼び掛けて企画した。

 「花巻手形」は3回分の共通券と国産ヒノキ製の手形のセットで1個1500円。花巻温泉など日帰り入浴が可能な温泉施設や、宮沢賢治記念館などの観光施設の計37施設で利用できる。

しかし、それ以上に地元では今後の紅葉シーズンを迎えるに当たって不安な状況が続いているようです。

 岩手県沿岸北部を震源に、最大震度6強を記録した岩手沿岸北部地震は24日、発生から1カ月を迎えた。地震は観光スポットを直撃し、いまだ風評被害による観光客減少が続く。ガソリン高騰の影響で客足が鈍る中、地震が追い打ちを掛けた格好。秋の観光シーズンを控え、「このままでは廃業に追い込まれる」と悲鳴にも似た声が上がっている。

 地震による落石が発生した青森県十和田市の奥入瀬渓流。十和田湖畔とともに、年間約280万人が訪れる観光名所だが、渓流沿いの国道102号が落石で一時通行止めとなった。復旧工事を急ピッチで進め、当初予定よりも早く全面開通したにもかかわらず、いまだ、観光客の減少に歯止めは掛かっていない。

 渓流近くのホテルは、地震発生直後、首都圏の個人客のキャンセルが相次いだ。担当者は「青森ねぶた祭がある8月は書き入れ時なのに、昨年と比べると、2割ほど宿泊客は減った。地震が響いている」と肩を落とす。

 近くの十和田湖畔のレストランや土産店も大きな打撃を被った。売り上げは例年の2、3割減といい、夏休み中でも、客足が例年の半分程度という日もあるという。

 食堂を経営する小原忠久さん(58)は「ガソリン代の高騰でどこの観光地も苦しいが、地震が追い打ちを掛けた。最盛期の紅葉シーズンにも影響が出ないか心配だ」と不安を募らせる。

 岩手県でも、北部や沿岸の観光施設では風評被害による深刻な影響が続く。年間20万人が訪れる日本三大鍾乳洞の一つ、岩泉町の「龍泉洞」は、お盆期間中の観光客は例年の6割程度にとどまった。6月の岩手・宮城内陸地震後も含めると、減少した観光客は2カ月余で3万人に上るという。

 「2度の地震が続いた上、ガソリン代の高騰も重なりどうにもならない」と龍泉洞事務所の加藤勝彦所長。近くの土産店は「売り上げは3―4割減。8月は前例のない厳しい状況だ」と訴える。

 リアス式の切り立った海岸で知られる田野畑村の「北山崎」も状況は同じだ。レストハウスの経営者の熊谷章範さん(38)は「この状態が続けば、店をたたむところも出てくるのではないか」と気をもむ。

 行政サイドは風評被害の払しょくに懸命だ。「秋の紅葉シーズンを前に、首都圏向けのPR活動を本格させたい」と十和田市。岩手県も首都圏などで「元気な岩手」をさらにアピールしていくことにしている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080824-00000009-khk-soci


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